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2019/10/30
伊コスタ 「セレーナ」は天津 海南島に「アトランチカ」

伊コスタクルーズは2020年夏のスケジュールから、中国発着に配船しているフリートの拠点港を一部変更する。今季から新たに加わった新造船「コスタベネチア」(135,500総トン=写真)は上海発着をメインとするが、「コスタセレーナ」(114,500総トン)は中国北東部の天津、「コスタアトランチカ」(85,619総トン)は中国南部の海南島を主要拠点港とする。その背景としてコスタは、「アジアの中で最も重要な集客マーケットである中国を全方面で開拓していくための戦略」などと説明。さらに、2020年暮れから投入される新造船「コスタフィレンツェ」(135,500総トン)は現時点で配船先は未定ながら、最大市場の上海や、新たな発着港として注目される広州などに振り向けられる可能性もある。
欧米大手クルーズ船社の中でいち早く中国発着クルーズに参入したコスタは、2006年夏から本格運航を開始した。年を追うごとに成長していく中国市場に合わせ、フリートの大型化や複数隻化などの戦略を打ち出し、現在では中国市場のトップシェア獲得に向けて米ロイヤルカリビアンインターナショナル(RCI)としのぎを削っている。
近年の中国市場の傾向について、同社幹部らは「一昔前のチャーター・ビジネスはほとんど影を潜め、いまはグループ客や個人旅行者の比率が大幅に拡大した。ただ、4泊や5泊程度で近隣アジアを周遊するコースが相変わらず販売の主流」と強調。そのため、「天津、上海、海南島に拠点を分散することでクルーズコースの多様化を推進する必要がある」と、来季の拠点港分散化の理由を説明する。
また、チャーターから個人客中心に販売傾向が変化していることを受けて、「これまでと比べて近年は、出港直前までクルーズの集客が可能になった。その意味で、発着港の分散化は乗船客にとっても港までの長時間の移動が不要となり、新たな市場開拓に大いに役立つ取り組みとなる」などと展望する。                 


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