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2019/10/31
欧米大手船社トップ 「中国市場は再び浮上する」 国際会議で今後を展望

ここ2年ほどの伸びは踊り場状態にあるものの、アジア海域のクルーズをけん引してきた中国の市場は依然として潜在性が高く、数年後には再び浮上して世界屈指のクルーズ市場に発展していくだろう−−。
10月下旬にプエルトリコで開かれたクルーズ関係の国際会議の席上、欧米大手船社のトップらは昨今の中国市場について先行きは明るいとの見通しを示した。同会議では安定した集客が続くカリブ海クルーズ、一時は低迷していたが回復傾向が顕著な欧州クルーズなどについて討論。さらに、低迷気味の中国市場を取り上げ、「新造船の投入が再び始まり、中国発着のアジア周遊は底打ち状態から上昇傾向に変化していく」などと展望した。
中国発着のアジア周遊について、欧州船社のトップは「カボタージュによりスケジュールに一部制約があるのはやむを得ない」としながらも、基本的に「今後の成長が大いに期待できる」と指摘。その証左として「来季から超大型船の投入が始まる」とした。また、米系船社のトップは、「今季に続いて来年末にも、傘下オペレーター(運航船社)が再び新造船を中国市場に振り向ける。さらに、中国造船と合弁で設立した新興オペでは2023年から中国で建造した本格的なクルーズ船を利用した営業航海をスタートする」ことを紹介し、市場は継続的に成長していくとの見方を示した。
別の米系船社幹部は、「中国市場は2年ほど伸び悩み傾向を示したものの、まだ数百万人規模で成長の余地を残している。同様に、他の近隣諸国もクルーズ人口は大きな伸びが期待でき、やはり数百万人規模に増大していく可能船は高い。クルーズ船社各社が新造船や新たなオペを立ち上げようとしていることも納得できる」などとまとめた。


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