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2019/11/22
日本初のLNGフェリー 商船三井が2隻計画 2022年末に第1船

LNG(液化天然ガス)を船舶燃料として使用する日本初のフェリーが2022年末にも就航することが決まった。海運大手の商船三井が、グループ会社の「フェリーさんふらわあ」向けに2隻発注する意向を固めた。既存船の代替船で、三菱造船で建造する。
世界の海運業界では、2020年1月から始まる船舶燃料油の含有硫黄酸化物濃度の規制強化を受けて、新たな規制適合油の使用やスクラバーに代表される排ガス浄化装置の搭載、新燃料としてのLNG利用といった対策が推進されている。なかでも、最も環境対策の対応状況が早いとされるのがクルーズ業界で、10万総トンを超える大型船が主流となりつつある中、スクラバー派と規制適合油派が大半を占めている。ただ、LNGに燃料を転換するフリートは新造船が中心で、しかも全体の2〜3割程度とまだその比率は低い。
今回、商船三井がグループ会社向けに発注意向を固めたLNG燃料フェリーは、大阪〜別府航路に就航中の2隻の代替建造となり、2022年末から2023年前半にかけて順次就航する予定。既存船(9,245総トン)に比べて大型化され、新造船は約17,300総トン。乗客定員は53人増の763人、トラック積載(13メートル換算)は44台増の136台と輸送効率もアップする。
また、新造船には「デュアル・フューエル・エンジン」を搭載し、LNGとA重油を燃料として使用することができる。これにより、二酸化炭素の排出量は従来比20%減、硫黄酸化物はほぼゼロ(いずれもLNG使用時)になるとしている。

     

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