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2019/11/29
海上トライアル無事終了 コスタ初のLNG焚き「スメラルダ」

クルーズ船建造大手、フィンランドのマイヤー・トゥルクで仕上げ工事が進む伊コスタクルーズ向け新造船「コスタスメラルダ」(185,000総トン、キャビン数2661室)が11月後半、初めての海上トライアルを北海で実施し、同月下旬までに無事終了した。同船は今後、最終的な内装工事などを経て、12月前半にもコスタに引き渡される。
コスタの新造船「スメラルダ」は、同社初のLNG(液化天然ガス)焚きの超大型クルーズ船で、2021年後半には姉妹船「コスタトスカーナ」も竣工する。これら2隻は、2020年1月開始の船舶燃油の硫黄分含有量規制強化に対応できるよう発注された新造船で、基本的には航海中も港に接岸中もLNGを船舶燃料として使用する。LNGを主たる船舶燃料として使ういわゆるLNG専焼船は、2018年12月にデビューした独アイーダクルーズの「アイーダノバ」に続いて「スメラルダ」が世界で2隻目となる。
「スメラルダ」は当初、10月半ばの竣工・引き渡しを予定していた。しかし、作業遅延のため11月半ばの竣工に後ろ倒しされた。さらに、建造段階でのさまざまな検査などにも遅れが生じ、引き渡し時期を再度延期。これを受けてコスタでは、地中海の拠点港サボナを11月30日に出る初航海を12月21日に延期している。
引き渡し後の同船は、マルセイユやバルセロナ、パルマ・デ・マヨルカ、チビタベッキアなどに寄港する西地中海周遊クルーズ7泊に2020年5月まで就航することが決まっている。その後の夏場は、サルディニア島のカリアリまたはシチリア島のパレルモ寄港を盛り込んだクルーズに投入される。これらの海域は、日本人クルーズ客にも人気エリアだけに、来夏は初のLNG専焼型のクルーズ船に乗船するチャンスは増えそうだ。 


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