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2021/1/29
MSC 環境保全向け搭載機器を紹介 今夏就航の新造船2隻

スイス船社MSCクルーズは現地時間の1月28日、今夏デビュー予定の2隻の新造船「MSCヴィルトゥーサ」(181,000総トン、乗客定員4828人)と「MSCシーショア」(169,500総トン、最大定員5877人)に搭載する環境保全関連装置やシステムについて、あらためて公表した。両船には、大気汚染を防ぐ排ガス浄化装置、海洋保全のための排水浄化装置など最新機器を搭載し、同社の運航ポリシーである「環境配慮型」を実現させる工夫がいくつも盛り込まれている。
仏アトランティック造船所で建造中の「ヴィルトゥーサ」は、次世代フリート「メラビリア・プラス・クラス」の第2船。「シーショア」は伊フィンカンティエリ造船所で建造しており、「シーサイドEVOクラス」第1船。就航すれば、MSCが運航する最も長い(339メートル)フリートとなる。
両船には、 SOx(硫黄酸化物)の排出を98%削減可能な排ガス浄化装置(EGCS)に加え、最新の脱硝装置(SCR)を導入。NOx(窒素酸化物)の排出量を最大9割削減できる上、排出ガス中の窒素酸化物を無害の窒素と水に戻すという。また、細かいろ過フィルターを利用することで、船内で出る雑廃水を水道水とほぼ同じ水質に戻す高度排水処理システム(AWT) も搭載する。
一方、アトランティック造船では、MSCが運航する初の20万総トン級「ワールド・クラス」の第1船「MSCワールドヨーロッパ」(205,000総トン、乗客定員5400人)の建造も着々と進行している。順調に建造が進めば2022年夏のスケジュールからの就航を予定する。同船は、MSCだけでなくフランスの造船所が建造する初のLNG(液化天然ガス)を燃料として利用するクルーズ船となる。

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