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2021/3/26
東京港・横浜港 LNG燃料船など優遇

東京都港湾局と横浜市港湾局は3月25日、環境負荷が少ない船舶の普及および寄港促進を図るため、LNG(液化天然ガス)を燃料とする船舶などに対する優遇制度を4月1日から導入すると発表した。東京都港湾局の資料によると、「国際競争力強化を図るため、京浜三港で連携して導入する」としている。
東京都が創設した優遇制度は、LNG燃料船とLNG燃料を供給する船舶(バンカリング船)に対し、入港料を免除する。また、ゼロエミッション船舶として期待される水素燃料船の早期就航を後押しするため、水素を燃料とする船舶も入港料を免除する。
一方、横浜市の制度拡充では、LNG燃料船およびLNGバンカリング船の入港料をいずれも免除。岸壁使用料はLNG燃料船には減免なしだが、バンカリング船は全額免除する。
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近年、世界のクルーズ船は環境負荷低減のためLNG燃料船が次々と就航。既存船を改装して対応するケースこそ見られないが、新造船では3分の1以上がLNG燃料を使用するまでになっている。現時点で、バンカリング拠点はドイツのハンブルグやスペインのバルセロナ、フランスのマルセイユ、オランダのゼーブルージュといった欧州がメインで、北米でもマイアミなど複数拠点の整備が進んでいる。ただ、LNGを燃料とするクルーズ船の配船が決まっていないアジア海域の対応は、上海や釜山などでバンカリング可能としているようだが、後塵を拝しているのが実情だ。

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