ホーム > クルーズニュース > 2022/7/2 STB クルーズ産業は2023年から24年にコロナ前の水準に
シンガポール政府観光局(STB)は7月1日、米ロイヤルカリビアンインターナショナル(RCI)の「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」が同日朝、マレーシアのポートクランに入港し、「2年3カ月ぶりに東南アジアでの国際クルーズが再開された」と発表した。STBでは「これに続いてリゾートワールドクルーズの『ゲンティンドリーム』が7月2日にインドネシアのバタム島とビンタン島に寄港する予定」という。これら2隻は、いずれもシンガポールを発着港として運航されている。
STBによると、「シンガポール、マレーシア、インドネシアの3カ国は、2020年3月に国際クルーズ船の寄港停止措置を発令して以来、初めて外国籍船を受け入れる東南アジアの国々となる」とコメント。さらに、昨今は多くの港で寄港再開を目指した同様の前向きな議論が展開されていることから、「シンガポールのクルーズ産業は2023年から2024年の間に新型コロナのパンデミック前の水準に戻ると予想する」としている。