ホーム > クルーズニュース > 2022/7/19 米CDC クルーズ旅行の感染防止プログラム終了
米CDC(疾病対策センター)は現地時間の7月18日、クルーズ旅行の参加者に求めてきた新型コロナウイルス(COVID−19)の感染防止プログラムを同日付で終了すると発表した。CDCは今後、乗客、乗員そして寄港地の地域社会に対して、クルーズ船がより安全で健康的な環境を提供できるよう「引き続きガイダンスを発行していく」としている。
同日付でCDCが公表したクルーズ旅行参加者に推奨している項目は以下の通り。
▽クルーズ船で旅行する前に、COVID−19のワクチン接種を完了しているか確認する
▽免疫力を低下させる病気や薬を服用している場合、COVID−19ワクチンを接種していても完全に保護されない可能性がある。渡航前にかかりつけ医にリスクについて相談する。また、ワクチン接種後も予防措置を続ける必要がある
▽COVID−19の原因となるウイルスは、船内で密集状態にある人々の間で容易に広がる。船内でウイルスが蔓延している場合、乗客・乗員は感染リスクにさらされている
▽旅行前に、クルーズ船社に検査またはワクチン接種のプロトコルを直接確認する
▽クルーズ船社が乗船前検査を義務付けていない場合は、できるだけクルーズ出発の3日前までにCOVID−19ウイルス検査で現在の感染状態をチェックする
▽クルーズ後、3〜5日後に再度COVID−19の検査を受ける