ホームクルーズニュース >  2022/7/19 RCG 「エンデバー」を2億7500万ドルで買船 11月にシルバーからデビュー

一般財団法人みなと総合研究財団

〒105-0001
東京都港区虎ノ門3丁目1番10号
第2虎の門電気ビルディング3・4階

TEL:03-5408-8291 FAX:03-5408-8741 地図・最寄り駅はこちらから

トピックス

2022/7/19
RCG 「エンデバー」を2億7500万ドルで買船 11月にシルバーからデビュー

米ロイヤルカリビアングループ(RCG)は現地時間の7月18日、経営破綻したゲンティンホンコン(GHK)傘下のクルーズオペレーター(運航船社)米クリスタルクルーズの配下船「クリスタルエンデバー」(20,200総トン、乗客定員200人)の買船について「裁判所から承認を得た」と発表した。買船価格は2億7500万ドルで、今月中にRCG傘下のラグジュアリー船社、モナコのシルバーシークルーズのフリートとして引き渡される予定。
RCGによると、買船資金はドイツ系金融機関から15年ローンで調達したという。また、シルバーシーでは同船を「シルバーエンデバー」と改名し、11月から始まる南極周遊クルーズなどに就航させる計画と説明する。
GHK傘下の独造船所ヴェルフテンで建造された「エンデバー」は、2021年7月下旬にデビューした。全長164.5メートル、全幅23.4メートルで、極地海域の航行を想定した耐氷性能PC6の船殻を装備。乗客と乗員の比率はほぼ1対1で、極めて上質なサービスを提供する小型探検船。そのため、GHK破綻後、その後の去就が最も注目されていた。

≫前の記事へ



Page Top