ホーム > クルーズニュース > 2022/7/21 「ダイヤモンド」 日本の南東海上を北米西岸に向け東進中
新型コロナウイルス(COVID−19)の集団感染が2020年2月初めに確認され、3カ月余り横浜港に足止めされ、5月半ばに日本を離れた米プリンセスクルーズの「ダイヤモンドプリンセス」。同船の日本発着クルーズは、同年から2022年までの3シーズンにわたって運航休止となり、2023年3月半ばからの再開を目指して予約販売が始まっている。
2年以上その姿を見ることがなかった「ダイヤモンド」がここ数日、日本の南東海上をゆっくりと北米西岸のロサンゼルスに向かって航行している。AIS(船舶自動識別装置)データをインターネットで提供しているウェブサイトによると、同船は7月18日午後に沖縄県の先島諸島南東海上を通過。その後、19日午前に沖縄本島の南東、20日未明に鹿児島県奄美大島の東、21日午後には東京都の八丈島の南方海上を航行したとの記録がある。
プリンセスが公表している現時点のスケジュールによると、「ダイヤモンド」は米サンディエゴを発着港とする北米西岸周遊(5泊および7泊)に9月1日から就航する。同船の営業航海は、コロナ禍による運休以来、約2年半ぶりの復帰となる。