ホーム > クルーズニュース > 2022/7/22 カーニバル 来年就航の「ジュビリー」 独造船でキールセレモニー
米カーニバルクルーズラインは現地時間の7月21日、来年11月にデビュー予定の新造船「カーニバルジュビリー」(182,800総トン、予定乗客定員5400人)のキールセレモニーを独造船マイヤーベルフトで実施したと発表した。式典では船社と造船所の幹部らが勢ぞろいする中、カーニバルクルーズのクリスティーヌ・ダフィ社長がカウボーイ姿で登場。伝統的な建造開始を祝う場に花を添えるなど、終始和やかなムードで行われたという。
「ジュビリー」は、LNG(液化天然ガス)を燃料とする「エクセル・クラス」の3番船で、同社にとって3隻目のLNG燃料船となる。来年秋の竣工後は、11月から米テキサス州のガルベストンを発着港とする7泊の西カリブ海周遊に投入される。
同社は昨年7月、初のLNG燃料船「マルディグラ」をフロリダのポートカナベラル発着のクルーズに投入した。続く2隻目の「カーニバルセレブレーション」は、今年11月からマイアミ発着のカリブ海周遊に就航することが決まっている。「エクセル・クラス」のフリートには、洋上初のローラーコースター「BOLT」をはじめ多彩なアミューズメント施設を整備するほか、レストランやバーラウンジなども大幅に拡充される。