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2022/7/30
NCL 8月就航の次世代フリート「プリマ」受領

米ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は現地時間の7月29日、8月下旬から営業航海に投入予定の新造船「ノルウェージャンプリマ」(142,500総トン、乗客定員3215人)の引き渡しを受けたと発表した。同船のデビューは、8月27日にアイスランドのレイキャビクで行われる命名式後、同港からオランダのアムステルダムに向かうクルーズとなる。
クルーズ船建造では世界最大手の伊フィンカンティエリ造船所で建造された「プリマ」は、NCLの次世代フリート「プリマクラス」の1番船で、2027年まで6年連続で1隻ずつデビューする。スイートルームをはじめ、ゆとりを持たせたキャビンなどが特長といい、エネルギー効率を高めるため各種の最新省エネ機器を導入することで、「環境配慮型の運航も可能となる」(同社)などと説明する。
このほか、「プリマ」には、船内で楽しめるエンターメインメントやアミューズメント機器が多数設置されている。例えば、3階建ての大型シアターでは、いわゆるラスベガススタイルのショーや著名ミュージカルなどを上演。屋外型の最新型遊具では、従来船に比べて格段に長いゴーカート用のトラックを導入したほか、落差が大きいドライタイプのフリーフォールスライダー、ウオーターパーク、屋内にはゴルフシミュレーターなどを完備する。
アムステルダムを目指す初航海後、「プリマ」は北欧・バルト海や英国周遊などを経て晩秋に北米入り。それ以降は、北米東岸巡りやバミューダ、カリブ海周遊といった多彩なクルーズに就航する予定。

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