ホーム > クルーズニュース > 2022/8/5 豪シーニック 来年の日本近海周遊 6・7月に3本追加
豪シーニック・ラクシャリー・クルーズ&ツアーズが2023年6月から7月に計画している北東アジア配船の途上、日本近海周遊を新たに3コース追加設定したことが分かった。同社はこれまで、6月後半から7月前半にかけて北海道の小樽と神戸を結ぶ片道型クルーズ2本を公表していたが、両クルーズの前に小樽と韓国の釜山を結ぶ片道型を1往復運航するほか、7月半ばには小樽からアラスカのノームに向かうクルーズも計画している。就航するフリートは、2019年に竣工した「シーニック・エクリプス」(22,498総トン、乗客定員228人)。
欧州域内のリバークルーズや添乗員付き海外旅行などを主力商品として扱う同社は、新造船「エクリプス」のデビューに合わせて外洋クルーズ事業をスタート。新型コロナウイルス(COVID−19)の世界的な感染拡大を受けて、一時的に中断した時期もあったが、昨シーズンの欧州配船から順次再開した。配下船の「エクリプス」は耐氷性能に優れた2万総トン級の小型船で、その船型を生かして上質な探検クルーズ船らしい独自のユニークなクルーズルートを開拓してきた。
新たに公表した日本寄港を盛り込む3本のクルーズルートは以下の通り。
▽2023年6月5日出航/小樽、青森、函館、佐渡、金沢、舞鶴、境港、萩、釜山
▽2023年6月13日出航/釜山、松山、新宮、清水、東京、八戸、室蘭、小樽
▽2023年7月11日出航/小樽、根室、釧路、アリューシャン列島、ダッジハーバー、ノーム