ホーム > クルーズニュース > 2022/8/16 シーボーン ワクチン接種者の乗船前感染症検査 15泊までは不要に
世界最大のクルーズ企業、米カーニバルコーポレーション&PLC傘下の米シーボーンは現地時間の8月15日、新型コロナウイルス(COVID−19)の感染拡大防止のため作成したプロトコルの内容を一部変更すると発表した。ワクチン接種を終えている乗客は、15泊までの大半のクルーズで乗船前の感染症検査が不要となる。この変更は、9月6日以降に出航するクルーズから適用する。
内容変更後の新しいプロトコルでは、ワクチン接種を終えていれば15泊までの多くのクルーズで乗船前検査が不要になる。未接種の乗客は出航前3日以内に受けた自己検査の提出のみで済むようになるとしている。なお、カナダ、オーストラリア、ギリシャといった現地規制が異なる国へのクルーズには、新プロトコルは適用されない。
一方、16泊以上のクルーズ(パナマ運河通航、大洋横断、特定のロングクルーズなど)では、すべて乗客は感染症検査を受け、陰性を証明する書面の提出が必要。これらクルーズの乗客には、訪問先に応じたプロトコルに関する追加情報が提供される。