ホーム > クルーズニュース > 2022/8/19 GHK破綻 傘下オペの配下船売却状況を公表
今年1月後半、バミューダの裁判所に会社清算を申し立てたゲンティンホンコン(GHK)の経営破綻に関連して、同社傘下のクルーズオペレーター(運航船社)の配下船売却状況などが現地時間の8月17日に公表された。船齢が比較的若いフリートや小型高級志向のフリートは早めに買い手が付いたものの、建造途上にある超大型フリートや一部のリバークルーズ船は、依然として売却のめどが立っていない。
GHKの経営破綻では、傘下オペのスタークルーズ、ドリームクルーズ、クリスタルクルーズの3社が年明け早々から順次営業運航を停止。債務返済のために売却可能な配下船はスターが5隻、ドリームが4隻(建造中2隻含む)、クリスタルは外洋が3隻、リバーは5隻だった。配下船の売却状況(概要)は以下の通り。
【クリスタルクルーズ】
▽クリスタルセレニティ 1億300万ドル(2022年6月15日)
▽クリスタルシンフォニー 2500万ドル(2022年6月15日)
▽クリスタルエンデバー 2億7500万ドル(2022年7月21日)
▽クリスタルバッハ、クリスタルドビュッシー、クリスタルマーラー、
クリスタルラベル 購入オファーなし
▽クリスタルモーツァルト 1039万5000ユーロ(2022年4月4日)
【スタークルーズ】
▽スターパイシス 957万ドル(2022年5月20日)
▽スーパースタージェミナイ 1217万ドル(2022年5月20日)
▽スーパースターアクエリアス 1238万ドル(2022年5月20日)
▽スーパースターリブラ 350万ドル(2022年5月20日)
▽タイパン 396万ドル(2022年5月25日)
【ドリームクルーズ】
▽ワールドドリーム、エクスプローラードリーム 売却されたが、金額など未公表
▽建造中の20万総トン級の新造船2隻 購入オファーなし