ホーム > クルーズニュース > 2022/8/21 POAの「エンカウンター」 ブリスベーン発着で営業航海復帰
P&Oクルーズ・オーストラリア(POA)は現地時間の8月20日、「パシフィック・エンカウンター」(108,977総トン、乗客定員2596人)がブリスベーン発着のオーストラリア沿岸周遊クルーズで営業航海に復帰したと発表した。5月末に運航を再開した「パシフィック・エクスプローラー」(77,441総トン、乗客定員1996人、旧ドーンプリンセス)に次いで、同社にとって2隻目の復帰となる。
姉妹船社である米プリンセスクルーズの配下船「スタープリンセス」として運航されていた「エンカウンター」は、イタリア・トリエステにある造船所でPOA仕様に改装工事を行い、6月30日に現地を出港。今月上旬にシドニー入りした後、営業航海復帰に向けて準備を進めていた。当面はブリスベーンを拠点港とするオーストラリア沿岸周遊に就航し、10月からパプアニューギニアやニューカレドニアなど海外寄港クルーズにも投入される。
POAによると、10月下旬には同船の姉妹船「パシフィックアドベンチャー」(108,856総トン、乗客定員2632人、旧ゴールデンプリンセス)も営業航海を再開予定といい、「配下船全てが復帰することになる」としている。