ホーム > クルーズニュース > 2022/8/23 RCI ワクチンプロトコル改定 未接種でも欧米発着乗船可能に
米ロイヤルカリビアンインターナショナル(RCI)は現地時間の8月22日、新型コロナウイルス(COVID−19)のワクチン接種に関するプロトコルを改定し、米国および欧州を発着する大半のクルーズで、「9月5日出港分からワクチン未接種でも乗船可能とする」と発表した。ただし、カナダやオーストラリア、シンガポールなどを発着するクルーズは地元当局の規制があるため、ワクチン接種や乗船前の感染症検査が必要など、条件が異なる。9月5日出航分から適用される「改定プロトコル」の主な内容は以下の通り。
▽ワクチン未接種の乗客も、米国発のほぼすべてのクルーズに乗船できる(カナダ、バミューダ発着または寄港するクルーズを除く)
▽カナダおよびバミューダに寄港しない米国発の10泊未満クルーズでは、ワクチン接種済みの乗客は乗船前検査が不要。5歳以上の未接種の乗客は、クルーズ期間にかかわらず、乗船前3日以内の検査が必要
▽ワクチン未接種の乗客も、欧州発着クルーズに乗船できる。ただし、オーストラリア、シンガポール、カナダ、バミューダ発着のクルーズ、大西洋横断クルーズは、「改定プロトコル」ではなく、現在の乗船前検査と接種条件をそのまま適用する