ホーム > クルーズニュース > 2022/8/30 MSC 米国居住者にワクチン接種求めず カリブ・バハマ周遊
スイス船社MSCクルーズは現地時間の8月29日、米国居住者がカリブやバハマクルーズに参加する際に適用する健康安全プロトコルの内容を更新したと発表した。発着港および寄港地の公衆衛生ガイドラインに基づき、9月1日以降に出港する当該クルーズでは、米国居住者の新型コロナウイルス(COVID−19)感染検査およびワクチン接種の要件を緩和する。米国居住者である全ての乗客には、出航前にワクチン接種完了と感染症検査を受けることを推奨するが、必須とはしない。米国以外の居住者に対する健康安全プロトコルは変更していない。今回公表したプロトコルの変更点は以下の通り。
◆米国居住者
・ワクチン接種を推奨するが、必須ではない
・乗船前検査は推奨するが、ワクチン接種を完了している乗客は必要ない。ただし、乗船時にワクチン接種証明書の提示が必要
・ワクチン未接種の乗客は、乗船前3日以内に実施した新型コロナ感染確認検査の陰性証明書の提示が必要
・2歳未満の乗客は乗船前検査を免除する
◆非米国居住者
・12歳以上の乗客は、ワクチン接種を完了していること
・ワクチン接種の有無にかかわらず、2歳以上の乗客は感染症検査が陰性だったことを証明する書類を提出する必要がある
・2歳未満の乗客は乗船前検査を免除する