ホーム > クルーズニュース > 2022/9/1 シルバーシー 寄港先など規制が許す限り 5日からワクチン接種問わず
クルーズ業界世界第2位の米ロイヤルカリビアングループ(RCG、本社・マイアミ)傘下のクルーズオペレーター(運航船社)、モナコのシルバーシークルーズは現地時間の8月31日、新型コロナウイルス(COVID−19)感染拡大防止に向けて策定している健康安全プロトコルを改定し、9月5日から適用すると発表した。改定後は、発着港や寄港地の規制が許す限り、ワクチン接種の有無にかかわらず、すべての乗客の乗船を認める。
また、シルバーシークルーズでは、感染症に関する検査要件も見直し、発着港や寄港地の規制が許す限り、ワクチン接種済みの乗客は乗船前検査を受ける必要はない。未接種の乗客は、乗船前72時間以内に実施した抗原またはPCR検査の陰性証明を提示することで乗船を許可する。
ただし、オーストラリアやカナダ、ギリシャを含む特定の寄港地では、現地規制に基づいて検査およびワクチン接種の要件が異なる。同社では、「該当するクルーズに乗船する予約客には、出航30日前までに現地規制に関する情報を知らせる」としている。