ホーム > クルーズニュース > 2022/9/6 カーニバル 新造船「セレブレーション」が海上トライアル
米カーニバルクルーズラインが11月から営業航海に投入予定の新造船「カーニバルセレブレーション」(183,900総トン、予定乗客定員5200人)が現地時間の9月5日、海上トライアルのため建造先のフィンランド造船マイヤー・トウルクを出てバルト海に向かった。エンジンや航海計器などのチェックが順調に終われば、内装などの仕上げ工事を経て引き渡され、11月6日に英サウサンプトンを出る大西洋横断でデビューする。
現時点のスケジュールでは、北米入りした「セレブレーション」は11月21日からマイアミ発着のカリブ海周遊に就航する。また、今年はカーニバル創業50周年の節目の年に当たるため、同船の運航開始に合わせて盛大な記念セレモニーなどを計画している。
同船は、昨年7月末にデビューした「マルディグラ」の姉妹船で、同社の次世代フリート「エクセル・クラス」の2番船。2023年には、同じくマイヤー・トウルクで建造中の3番船「カーニバルジュビリー」もデビューする。同クラスは、環境にやさしい運航が可能なLNG(液化天然ガス)を燃料とするフリートで、「セレブレーション」はカーニバルにとって2隻目のLNG燃料船となる。