ホーム > クルーズニュース > 2022/9/7 フランスに新船社 旧「マースダム」で来年2月デビュー

フランスに新たなクルーズ船社が立ち上げられたことが分かった。海外業界誌などによると、新船社CFCは、米ホーランドアメリカライン(HAL)が運航していた5万総トン級の「マースダム」を買船し、「ルネサンス」と改名して来年2月から営業運航を開始する予定という。
同船は、新型コロナウイルス(COVID−19)の感染拡大を受けてクルーズ船社が営業運航を休止せざるを得ない中、ギリシャのフェリー運航会社シージェッツに売却。しばらくは係船状態にあったが、その後、3000万ドルで売船された。
来年2月から始まる営業航海は、ルアーブルやマルセイユなどを発着港と想定。7泊以下のクルーズもあるが、比較的長めのコースを増やし、北欧・バルト海や地中海を周遊するほか、2024年には4カ月におよぶ「グランドクルーズ」なども運航する計画があるようだ。