ホーム > クルーズニュース > 2022/9/8 オーシャニア 日本寄港盛り込む2025年のワールドなど発表
米オーシャニアクルーズは現地時間の9月7日、2025年1月上旬から6カ月におよぶワールドクルーズを運航する発表した。投入船は日本にも寄港実績がある「インシグニア」(30,277総トン、乗客定員684人)で、2025年1月5日に米マイアミを出港して米西岸のサンディエゴを目指す180日間の超ロングクルーズとなる。また、併せて50日から111日をかけて世界各地の海域を周遊する6つのグランドボヤージズを「レガッタ」など4隻で運航することも明らかにした。注目の日本寄港は、ワールドクルーズとグランドボヤージズ3本に盛り込まれている。
2025年のワールドのルート取りは、カリブ海から南進して南米東岸のウルグアイを目指した後、大西洋を越えてアフリカ大陸西岸へ。ナミビア、南アフリカから大陸の東岸に回り込み、セーシェル、モルジブからインドに抜ける。その後、東南アジアに寄港しながら順次北上し、香港、上海を経て4月10日に長崎、11日に鹿児島、13日には石垣島に寄港。その後は再び針路を南にとり、台湾、フィリピン、インドネシアからオセアニアに入る。6月には南太平洋に出て、バヌアツ、フィジー、サモアなどを巡りハワイ経由で7月3日のサンディエゴ入港でクルーズを終える。
一方、6本を運航するグランドボヤージズは、「レガッタ」「リビエラ」「ノーティカ」の姉妹船3隻と「マリーナ」が投入される。出港順の各コースの概要は以下の通り。
▽「レガッタ」 ロサンゼルス〜シドニー、2024年10月3日〜12月22日(79日間)、
日本寄港=釧路、函館、宮古、大洗、東京、清水、大阪、広島、油津、石垣島
▽「マリーナ」 マイアミ〜リオデジャネイロ、2024年12月7日〜2025年1月26日(50日間)
▽「リビエラ」 アブダビ〜シンガポール、2024年12月22日〜2025年3月10日(78日間)、日本寄港=石垣島、那覇、長崎、広島、高知、神戸、名古屋、東京、清水、鹿児島、石垣島
▽「ノーティカ」 パペーテ〜バルセロナ、2025年2月25日〜6月17日(111日間)
▽「マリーナ」 サンチャゴ〜バルセロナ、2025年3月6日〜5月8日(63日間)
▽「レガッタ」 東京〜ホノルル、2025年5月22日〜8月1日(72日間)、日本寄港=名古屋、大阪、広島、佐世保