ホーム > クルーズニュース > 2022/9/9 「ルミノーザ」 コスタからカーニバルに引き渡し 11月から豪州へ
伊コスタクルーズの「コスタルミノーザ」(92,720総トン、乗客定員2826人、2009年建造)が現地時間の9月8日、伊シチリア島のパレルモで米カーニバルクルーズラインに引き渡された。この後、同船は改装のためドック入りし、ファンネルや船体の塗装をカーニバル仕様に変更。さらに、娯楽施設やレストランなどを増設し、「ファンシップ」の愛称で親しまれているカーニバルのサービス体制に合わせた整備を実施する。改装を終えた同船は、「カーニバルルミノーザ」の新船名で11月のオーストラリア周遊で再デビューする。
同船のオセアニア配船は、11月6日からオーストラリアのブリスベーン拠点でスタートする。同国沿岸域を周遊するほか、ニューカレドニアやパプアニューギニアなどに寄港するクルーズにも就航する。来春まで継続運航した後、同船はシアトル発着の夏のアラスカクルーズに配船され、シーズン終了後は西太平洋を南下して日本経由でオーストラリアに戻る。その途上、北海道の釧路、青森、東京、広島、長崎への寄港予定が盛り込まれている。