ホーム > クルーズニュース > 2022/9/10 キュナード 新造船「クイーンアン」がキールセレモニー
英キュナードラインが2024年から営業運航に投入予定の11万総トン級の新造船「クイーンアン」(QA)のキールセレモニーが現地時間の9月8日、伊フィンカンティエリ造船所で行われた。順調に建造工事が進めば、来年末に竣工する予定。
QAは2019年秋から鋼材切断作業をスタートし、今春から複数に区分された船殻ブロックの組み立て作業に移っている。キールセレモニーは、建造工程の中の大きな節目となり、いよいよ同船は本格的な建造に入ることとなる。
キュナードは現在、「クイーンビクトリア」(QV)、「クイーンメリー2」(QM2)、「クイーンエリザベス(QE)の3隻の配下船を抱えているが、QAがデビューする2024年には4隻体制となる。同社によると、「4隻を運航するのは実に26年ぶり」という。