ホーム > クルーズニュース > 2022/9/22 カーニバル 移籍した「ルミノーザ」をバハマ船籍に
米カーニバルクルーズラインは現地時間の9月21日、伊コスタクルーズから移籍し、「カーニバルルミノーザ」(92,720総トン、乗客定員2826人、2009年建造)の新船名となった同船を「バハマ船籍に変更した」と発表した。
今回の船籍変更について、カーニバルのクリスティーヌ・ダフィ社長は「国際海運の世界でバハマ船籍は、世界最高水準の安全基準を採用するなど高い評価を受けている」などとコメント。同社の既存船のうち5隻がバハマ籍で運航されている。
11月から始まるオセアニア配船を前に「ルミノーザ」は、ファンネルや外観をカーニバル仕様に変更するためドック入り。作業が終わり、オセアニア回航の経由地であるUAE(アラブ首長国連邦)のドバイに向かう際に、バハマ船籍を示すフラッグに交代するという。
現時点の計画では、同船は11月6日からオーストラリアのブリスベーンを拠点とした同国沿岸周遊に就航するほか、ニューカレドニアやパプアニューギニアなどに寄港するクルーズにも投入される。続く来春以降は太平洋を北上して米シアトル発着の夏のアラスカクルーズを予定し、シーズン終了後には西太平洋を南下して北海道の釧路、青森、東京、広島、長崎を経由してオーストラリアに戻る。