2022/9/25
ツーリズムＥＸＰＯ ４年ぶりに東京開催 主催者企画でクルーズコーナーも

日本観光振興協会、日本旅行業協会（ＪＡＴＡ）、日本政府観光局（ＪＮＴＯ）が主催する「ツーリズムＥＸＰＯジャパン2022」が９月22日から 25 日までの４日間の日程で、東京・台場の東京ビッグサイトで行われた。新型コロナウイルス（ＣＯＶＩＤ−19）感染拡大の影響で中止を余儀なくされた年もあり、東京開催は2018年以来４年ぶりとなる。
今回のＥＸＰＯは「新しい時代へのチャレンジ〜Ｒｅｓｔａｒｔ」 をテーマに、世界78の国と地域、全国 47 都道府県から 1,018 企業・団体が出展。お国柄を反映した色鮮やかな装飾を施したブースなどが所せましと並び、来場者に盛んにアピールするなど、久しぶりに対面方式で行われた大型観光イベントに力が入っていた。
また、新型コロナの影響を最も被ったといわれるクルーズの再興に向けて、主催者特別企画として出展ブースの一角に「クルーズコーナー」を設定。日本外航客船協会（ＪＯＰＡ）やＪＴＢクルーズ、港湾関係者の連携組織「クルーズせとうち」（神戸港・高松港・宇野港・広島港・北九州港・別府港）、関門港クルーズ振興協議会（北九州市、下関市）、九州７市港湾連携（下関市、北九州市、福岡市、佐世保市、八代市、別府市、日南市）、長崎県クルーズ振興協議会、横浜市港湾局などが出展した。
会期２日目の23日午後には、「安全・安心なクルーズの旅」と題したセミナーも行われ、ＪＯＰＡの「外航クルーズ船事業者の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン改正委員会」委員の日本クルーズ客船・松田義則海務部次長、日本国際クルーズ協議会(ＪＩＣＣ) 副会長を務めるシルバーシークルーズの糸川雄介日本・韓国支社長、国土交通省港湾局産業港湾課クルーズ振興室の池町円室長が登壇。コロナ禍の中で運航している邦船や外船の現状と今後の展望などを、会場を埋め尽くした旅行・観光・港湾関係者の前で詳しく解説した。

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