ホーム > クルーズニュース > 2022/9/27 カーニバル 新船「ルミノーザ」がドバイに向け出航
米カーニバルクルーズラインの新たな配下船「カーニバルルミノーザ」が現地時間の9月26日、改装工事を行っていたイタリア・パレルモのドライドックから出渠し、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイに向けて出航した。ドバイには乗組員たちがまもなく到着する予定といい、当面の拠点を置くオーストラリアへの回航クルーズのため、彼らはドバイから乗り込むという。
改装工事を終えた「ルミノーザ」は、2021年から順次塗り替えているカーニバルフリートのイメージカラー赤・白・青の外観に変更されるとともに、同社のシンボルであるファンネル・デザインも取り入れ、船内の各種娯楽施設と合わせてカーニバル・シップの主要コンセプトを盛り込んだ「ファンシップ」に生まれ変わった。
また、同船は先ごろ、船籍をバハマに変更しており、ドバイに向けて出航する際、新しいバハマ国旗を初めて掲げてドライドックを後にした。
オーストラリアに到着後、同船はブリスベーンを拠点とする沿岸周遊などに11月6日から来年4月13日まで就航。続く5月からは米シアトル発着でアラスカを巡るクルーズに初めて投入され、シーズンが終わる秋には西太平洋を南下して日本経由でオーストラリアに戻る予定。