ホーム > クルーズニュース > 2022/9/28 シルバーシー 探検船「エンデバー」 来年5月以降のコース発表
モナコのシルバーシークルーズは現地時間の9月27日、小型探検船仕様の「シルバーエンデバー」(20,200総トン、乗客定員200人)で2023年5月から2024年3月にかけて運航予定のクルーズ25本を発表した。北半球が夏の時期には北極圏をメインに、冬場は赤道を超えて南半球に移動し、南極圏を中心に配船される。
今年早々に経営破綻したゲンティンホンコン(GHK)傘下のクルーズオペレーター(運航船社)米クリスタルクルーズが運航していた「エンデバー」は、買船された後、シルバーシー仕様に一部改装され、11月下旬から始まる南極圏周遊でデビューする。
続く来夏は、英国諸島やアイスランド巡りを経て北極圏に入り、グリーンランド寄港を含めた北極海域周遊に9月半ばまで投入される。その後は、米ニューヨーク経由で南下し、10月末からのチリ沿岸巡りをはさんで、11月下旬から再び南極海域を周遊するクルーズに翌年春まで就航する。