ホーム > クルーズニュース > 2022/9/30 豪シドニー 「アドベンチャー」が「スプレンダー」出迎え
米カーニバルクルーズラインが10月からオセアニア周遊に投入する「カーニバルスプレンダー」(113,300総トン、乗客定員3012人)が現地時間の9月29日、当面の母港となるシドニーに入港した。同港には姉妹船社P&Oクルーズ・オーストラリア(POA)の「パシフィックアドベンチャー」(108,856総トン、乗客定員2632人、旧ゴールデンプリンセス)が待ち受け、「スプレンダー」を出迎えた。新型コロナウイルス(COVID−19)の世界的な感染拡大を受けて、カーニバルは2年以上にわたりの豪州配船を運休。「運航再開は約1000日ぶり」(同社)とコメントしている。
POAによると、南半球の夏季クルーズ開幕を前にした「スプレンダー」入港は、シドニー湾で最大の海上イベントとして企画されたという。この日、両船は沖合で合流し、一列になってシドニー港に入港。地元業界関係者は、「オーストラリアにおけるクルーズ船の運航が一気に回復に向けて動き始めたことを象徴するもの」などとコメントしたという。