ホーム > クルーズニュース > 2022/10/14 RCG ガルベストンの新ターミナル 11月9日開業
クルーズ業界世界第2位の米ロイヤルカリビアングループ(RCG)は現地時間の10月13日、米南部のガルベストンで整備していた新しいクルーズターミナルについて「11月9日から供用を始める」ことを明らかにした。併せて、同ターミナルは「必要なエネルギーの100%をソーラーパネルで生成する世界初のクルーズターミナルとなる」などとコメントしている。
RCGのジェイソン・リバティ社長兼CEO(最高経営責任者)は、「当社は地域社会のサステナビリティを推進することに注力している。新ターミナル運営は、当社と地域社会の双方に深く関わっており、同施設での新たな取り組みは双方にとって有益だ」としている。また、新ターミナルの整備にあたり同社は、「全体的な環境目標や持続可能なインフラ開発、そして脱炭素戦略における排出量ゼロにアプローチした」と背景を説明する。
ガルベストンの新ターミナルは、総工費1億2500万ドル、広さ161,334平方フィート、年間63万人の乗客を受け入れる能力を持つという。同社によると、傘下のクルーズオペレーター(運航船社)、米ロイヤルカリビアンインターナショナル(RCI)が運航する世界最大級のフリート「アリュール・オブ・ザ・シーズ」が、「同港を拠点とするクルーズを11月からスタートすることが決まっている」という。