ホーム > クルーズニュース > 2022/10/19 みなと総研 クルーズ業界の基礎知識学ぶ 18日に東京でセミナー
みなと総合研究財団は10月18日、東京・虎ノ門で「2022クルーズポート・セミナー」を開き、全国の港湾管理者を中心に70人余りが参加した。今年のセミナーは、コロナ禍のなかで外国籍のクルーズ船が2年半ほど寄港していないことを考慮し、クルーズ船の受け入れ実務を経験していない港湾管理者の業界基礎知識習得を主目的として、運航船社や船主の業務、寄港時の実務、寄港地観光の造成過程といった項目を分かりやすく解説。併せて、海外船社の最新動向やウィズコロナ時代の受入事例などを学んだ。
午前の部では、@クルーズ振興に向けた国の取り組みAクルーズ産業の変遷と構成B船主業務−について、国土交通省港湾局や邦船社の運航担当者らが解説した。
午後の部前半は、@運航会社の業務Aクルーズ船の寄港受入実務B寄港効果と寄港地観光−をテーマに、邦船社や船舶総代理店関係者が初心者でも分かりやすいよう説明。続く後半は「クルーズ関連最新情報」として@発着港の対応事例(横浜港)A寄港地としての受入事例(清水港)B海外船社の最新動向−について紹介した。