ホーム > クルーズニュース > 2022/10/19 韓国 24日からクルーズ船入港と下船観光を再開へ
韓国観光公社は10月19日、同国政府がクルーズ船の入港および外国人旅行客の国内入国、下船観光を10月24日から再開すると発表したことを公表した。併せて、日本人の観光目的の入国について、11月1日から無期限でのノービザ入国を再開することも明らかにした。入国に当たっては、K−ETAの登録が必須となる(入国72時間前までに登録必要)。
韓国では、海外からの入国者に対して課していた入国前48時間以内のPCR検査、24時間以内の迅速抗原検査について9月3日から廃止し、事前の陰性証明書の提出も不要としている。また、韓国入国後のPCR検査なども10月1日から不要となった。
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韓国当局がクルーズ船入港と外国人旅行客の入国および下船観光の10月24日再開を決めたことは、日本のクルーズ船社や日本発着クルーズを運航してきた外国船社にとって大きな朗報だ。国際クルーズの再開に向けたハードルが一つ減ったわけだが、残る課題は日本側の水際対策の根幹ともいわれる「検疫」の緩和となる。この問題は、国際クルーズのガイドライン策定にも大きく関わってくる。それだけに、ロビー活動を積極化している外国クルーズ船社にとって、今回の韓国の取り組みが追い風となることを願いたい。