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2022/10/21
RCI初のLNG焚き「アイコン」 世界最大の25万総トン級に

米ロイヤルカリビアンインターナショナル(RCI)は現地時間の10月20日、2024年1月から営業航海に投入予定の新造船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」(250,800総トン、乗客定員5610人)に整備する各種娯楽施設の概要を発表した。
家族客やアドベンチャー要素を求める乗客が比較的多いRCIのフリートには近年、同業他社が導入していない画期的な娯楽施設をいち早く取り入れることで、新造船の話題づくりを続けてきた。同船にもこれが受け継がれており、業界初のフリーフォールや洋上施設としては最長のスライダーなどを含むウオーターパークエリア「スリルアイランド」や、大型の野外円形アクアシアター、プールから出ることなくビールやカクテルが楽しめる「スイム&トニック」などが初お目見えする。
RCIの次世代フリート「アイコン・クラス」は、現時点で世界最大のフリート「ワンダー・オブ・ザ・シーズ」を上回る、さらに、同社初のLNG(液化天然ガス)燃料船で、2024年と2025年にも姉妹船(船名未定)が竣工する。このほか、環境配慮型の運航を徹底するため、陸側から電力供給を受ける設備や排水浄化装置、廃熱回収再利用システムといった環境保全と省エネを可能とする最新機器も積極的に取り入れていく。
24年早々に就航する「アイコン」は、マイアミを拠点とした東・西カリブ海クルーズ(いずれも7泊)を通年運航する予定で、メキシコのコズメル、セントマーチン島のフィリップスバーグ、ホンジュラスのロアタンなど、カリブ海のリゾートをメインに寄港する予定。

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