ホーム > クルーズニュース > 2022/10/23 くまモンポート八代 「ぱしび」が初のオーバーナイト寄港
日本クルーズ客船が運航する「ぱしふぃっくびいなす」が10月19日午前8時ごろ、熊本県の八代港(くまモンポート八代)に入港した。同港にとって初のオーバーナイト寄港となり、岸壁では地元関係者が乗客らを歓迎した。
乗客160人を乗せて鳥取から八代港に来航した「ぱしふぃっくびいなす」。同県によると、「八代港への寄港は11年ぶりで、くまモンポートになってからは初めての入港」という。当日は地元ボランティアで組織する「ようこそスマイル隊」らが同船を出迎えた。また、初のオーバーナイト寄港を受けて、くまモンポート八代の敷地内にある公園部分のライトアップや、山鹿灯籠踊り保存会とくまモンのコラボによる「山鹿灯籠踊り」が披露され、「乗客にたいへん好評だった」(同県)。
翌20日午前8時の出港時には、地元のゆるキャラ「とまピン」やスマイル隊らがにぎやかに見送り。その後、同船は21日にクルーズを無事に終えて神戸港に帰港した。
一連の受け入れを終えて地元関係者は、「くまモンポート八代完成後、初のオーバーナイト寄港となり、これまでに比べて長時間、熊本の観光を楽しんでいただけたのではないか。引き続き感染症対策など万全な準備をしてクルーズ船の寄港誘致に努めるとともに、八代港の賑わいに繋げていきたい」などと振り返った。