ホーム > クルーズニュース > 2023/3/18 商船三井 「シーボーンオデッセイ」買船 来年末にも就航
商船三井は3月17日、世界最大のクルーズ企業、米カーニバルコーポレーション&PLC傘下のラグジュアリー系クルーズオペレーター、シーボンクルーズが運航する「シーボーンオデッセイ」(32,477総トン、乗客定員458人、2009年建造)を購入し、同日に本船の引き渡しを受けたと発表した。2024年末を目途に「商船三井客船が営業運航を始める予定」とし、既存船の「にっぽん丸」とともに「幅広いニーズに合わせた商品ラインナップが実現する」などと展望する。
商船三井グループでは、クルーズ事業を新たな成長分野と位置付け、当該事業の拡大に向けて昨年11月、乗客定員600人規模のクルーズ船2隻の新造計画を発表。今回の買船は「これら新造船投入によるクルーズ事業拡大計画の前倒し」(同社)と説明する。
「オデッセイ」は今後約1年半にわたってシーボーンで営業航海を続けた後、必要な改装を実施して日本デビューするという。同船のクルーズや料金、新たな船名は、「今夏までに商船三井客船から発表される予定。