ホーム > クルーズニュース > 2023/3/29 米ディズニーが買船した20万総トン級 独造船で建造再開
独紙など海外からの情報によると、昨年11月に米ディズニークルーズラインが買船した20万総トン級の新造船(旧「グローバルドリーム」)の建造が、3月半ばから独造船ヴェルフテンで再開されているという。同船は、昨年1月に経営破綻したゲンティンホンコン(GHK)傘下のクルーズオペレーター(運航船社)ドリームクルーズ向けのフリートで、同じくGHK傘下で破綻したヴェルフテンのドックに建造途上のまま留め置かれていた。
買船したディズニー側は当時、2025年のデビューを目指して、同社フリートの建造実績があるクルーズ船建造大手、独マイヤーベルフトの主導で建造を再開すると説明。さらに、竣工時の同船は「208,000総トン、乗客定員約6,000人、乗組員約2,300人。環境に優しく排気ガスが少ないクリーンな船舶燃料の1つ、グリーンメタノールを使用する」とコメントしていた。