ホーム > クルーズニュース > 2023/5/5 RCG第1四半期業績 純損失が大幅減 価格上昇、好調予約が奏功
クルーズ業界世界第2位の米ロイヤルカリビアングループ(RCG、本社・マイアミ)は現地時間の5月4日、2023年第1四半期(1−3月)の業績速報と当期の経営状況および今後の経営見通し、先行予約動向などについて公表した。同社によると、出港日間際の販売増や実勢販売価格の上昇、好調な先行予約などが奏功し、売上高は約29億ドル、純損失は前年同期の約12億ドルから大幅に改善して4790万ドルに減少した。
第1四半期の経営状況と今後について、同社は「当期はクルーズマーケットの旺盛な需要と実勢販売価格の上昇、記録的な先行予約獲得などが下支えとなり、当初予想を大きく上回る収益の回復傾向が続いた。このペースで推移すると、極めて順調だった2019年の実績を大幅に更新することも予想される」などと分析する。