ホーム > クルーズニュース > 2023/5/8 旧「ソング・オブ・フラワー」 今年で就航50周年

50歳代後半以上の日本のクルーズファンや業界関係者には懐かしい旧「ソング・オブ・フラワー」(8,282総トン、乗客定員189人)が、初就航から今年で50周年になるという。先ごろ、海外業界誌(電子版)が報じた記事では、「今月からのスケジュールは未定で、通年チャーターが可能」としている。
「オーシャンダイヤモンド」の現船名を持つ旧「ソング」は、1973年にRORO船として建造された「ベゴニア」。竣工後は10 年以上、貨物船として運航され、1980 年代半ばに売却。大規模な改装工事を経て、1986年にクルーズ船として再デビューした。
1989年に再び売却された後、「ソング・オブ・フラワー」と改名され、一時は日本の川崎汽船が共同出資した企業が購入して同船を運航。川崎汽船がクルーズ事業を撤退した後は、米ラディソンセブンシーズクルーズ(現リージェントセブンシーズクルーズ)の配下船となった。2004年に仏ポナンに売却され、「ル・ディアマンテ」の船名で欧州や南極海域などに配船され、2010年まで同社で活躍した。
それ以降、複数の船社らがチャーター船として利用し、10年ほど前に船主業などを営む米サンストーンの配下船となり、「オーシャンダイヤモンド」と改名。この10年余りは、旅行会社や船社の期間チャーターで南極や北極、アイスランドなどを巡る探検クルーズに投入されていた。同船は現在、南米で係船中という。