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2023/5/8
「カレドニアンスカイ」 フィジーのキャプテン・クックが用船

5月7日付けの海外業界誌(電子版)によると、数年前に頻繁に日本に寄港していた「カレドニアンスカイ」(4,200総トン、乗客定員114人、1991年建造)が売却され、船舶所有者がオーストラリアン・パシフィック・ツーリング(APT)から別企業に変わった模様だ。さらに、キャプテン・クック・クルーズ・フィジー(CCCF)が同船を用船し、トンガやサモア、フィジーを周遊する上質なクルーズに投入する計画という。
同誌によると、用船したキャプテン・クック・クルーズは、1970年に豪シドニーで設立され、1996年からフィジーでの運航をスタート。現在はナンディ国際空港に近いデナラウ港を拠点とする3・4・7・11泊の周遊クルーズを「リーフエンデバー」で運航している。
「カレドニアンスカイ」といえば、英ノーブルカレドニアが北東アジア周遊クルーズを企画・造成した際に利用されたフリート。日本や韓国寄港をメインとしたコース取りを売り物に集客していただけに、日本の港湾関係者にもなじみがある小型探検船仕様のクルーズ船。CCCFに用船されたことで、今後の日本寄港は望み薄になるかもしれない。

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