ホーム > クルーズニュース > 2023/5/11 ウインドスター 2025年夏までの配船概要発表
帆船型クルーズ船と上質な小型クルーズ船を計6隻運航する米ウインドスタークルーズは現地時間の5月9日、2024年秋から2025年夏までに運航予定のクルーズについて、概要をまとめ公表した。同社は近年、日本寄港を春と秋などに不定期で運航し、国際クルーズが再開された今年3月以降は「スターブリーズ」(9,975総トン、乗客定員312人)で日本近海周遊を実施している。ただ、今回の発表には、日本を含めたアジア配船の記載はない。
公表資料によると、配船海域は地中海・カナリア諸島・中東・中南米・南太平洋の5エリア。地中海は「ウインドスピリット」で伊ベネチア発着の9泊アドリア海周遊を予定し、カナリア諸島はポルトガルのリスボンとラスパルマスを結ぶ片道8泊と周遊型10泊を企画した。中南米には「ウインドスター」を投入してパナマ運河を含めた7泊と14泊の周遊型コースを、同社初の配船先となる中東は「スターレジェンド」を配船して9泊・10泊でアラビア湾から紅海を巡るルートを予定する。また、南太平洋には「スターブリーズ」を振り向け、人気観光地のタヒチ諸島周遊をメインに運航する。