ホーム > クルーズニュース > 2023/5/15 NCL 10月後半から来年3月まで 「ジュエル」でアジア配船
米ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は、10月後半から来年3月にかけて「ノルウェージャンジュエル」(93,502総トン、乗客定員2338人、2005年建造)で運航するアジアクルーズについて、あらためて日本寄港を含めたアジア配船の概要を発表した。日本の広報代理店が5月15日付けで公表した資料によると、同船は6カ月間の長期アジア配船の途上、東京、横浜、基隆(台湾)、レムチャバン(タイ)、バリ(インドネシア)、ポートクラン(マレーシア)を含む9港を出航地として11カ国を訪れる計16クルーズを運航する。
「ジュエル」のアジア配船は10日から12日間の片道型で、クルーズ途上に日本、韓国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシアの人気寄港先を複数盛り込んでいる。日本の寄港地では、乗下船港となる東京、横浜のほか、清水、名古屋、神戸、大阪、姫路、高知、長崎、鹿児島などが盛り込まれている。また、初寄港地はフィリピンのマニラ、ボラカイ、パラワン、サロマグ、インドネシアのビンタン、台湾の花蓮(台湾)の6港という。
今季のアジア配船について、NCLのアジア太平洋地区副社長兼マネージングディレクターのベン・エンジェル氏は、「3年以上の時を経て、アジアクルーズが大々的に復活する。『ジュエル』は日本をはじめアジアのあまり知られていない港を訪問するには最適な大きさ。また、船内ではオーストラリアで大人気のディスコ&コメディショーをはじめ、地元のクルーズファンの皆様に愛されるサービスを提供していく」などとコメントしている。