ホーム > クルーズニュース > 2023/5/16 米プリンセス 地中海就航40周年で6隻投入 2025年の欧州配船
米プリンセスクルーズは現地時間の5月15日、2025年に運航する欧州クルーズの概要を発表した。同年は、プリンセスが地中海クルーズを始めて40周年の節目に当たるといい、24年デビューの新造船「サンプリンセス」(175,500総トン、乗客定員4300人)や25年就航予定の姉妹船「スタープリンセス」(同)など計6隻を集中配船する。
25年に運航予定の欧州配船全般について同社は、「欧州各地の豊かな自然や歴史、伝統、多様な文化を体験できるコース取りとした」と特長の一端を説明。さらに、リラックスしたクルーズを提供するため、新造2隻のほか、「マジェスティックプリンセス」「スカイプリンセス」「リーガルプリンセス」「エメラルドプリンセス」という11万総トン級から14万総トン級のフリート4隻を投入する。
就航40周年となる地中海には、「サン」「スター」「エメラルド」「マジェスティック」「スカイ」の5隻を配船し、チビタベッキアやピレウス、トリエステ、バルセロナなどを発着拠点とした7泊から31泊の周遊クルーズを予定する。
英国諸島巡りには「エメラルド」「リーガル」をサウサンプトン発着で配船し、10泊と14泊クルーズを計画。また、北欧周遊には、「エメラルド」「スカイ」を投入して5泊から28泊クルーズを運航する。