ホーム > クルーズニュース > 2023/5/18 MSC 6月8日にコペンハーゲンで命名 今夏就航の「エウリビア」
スイスのMSCクルーズは現地時間の5月17日、クルーズ船建造大手の仏アトランティックで建造中の新造船「MSCエウリビア」(184,000総トン、乗客定員4816人)の命名セレモニー概要を発表した。当初の予定通り、同船の命名式は6月8日にデンマークのコペンハーゲンで行う。ゴッドマザー(命名者)には、往年のオスカー女優として有名なソフィア・ローレンさんが再び指名された。セレモニーを終えた同船は、6月上旬から独キールを発着港とする7泊の北欧周遊クルーズでデビューする。
「エウリビア」はLNG(液化天然ガス)を船舶燃料として使用する同社2隻目のクルーズ船で、昨年暮れにデビューした「MSCヨーロッパ」の姉妹船。また、シリーズ3隻目となるLNG燃料船の建造も同じアトランティックで始まっている。「エウリビア」は環境配慮型の運航を追求するため、陸上から電力供給を受ける装置や高度な廃水処理システム、廃棄物リサイクル機器、水中放射騒音管理システムなどを搭載している。