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2023/5/23
英クラークソンズまとめ 2023年のクルーズ乗客数は3000万人

英クラークソンズ・リサーチによると、クルーズ船の寄港数がここ数週間で初めて新型コロナ前の水準をわずかに上回ったという。5月22日付けの海外業界誌が調査結果の概要を報じたもので、「クルーズの乗客数と寄港数はコロナ禍を脱して堅調に積み上がっている」としている。
同調査では、ほぼすべてのクルーズ船が運航休止を余儀なくされた2020年に続き、翌2021年はコロナ前の約40%、2022年には同87%までクルーズ船の運航は回復したという。その結果、クラークソンズは2023年のクルーズ乗客数を約3000万人と予測した(業界団体のCLIA<クルーズライン・インターナショナル・アソシエーション>の推計値は3150万人)。ただ、アジアでの運航状況は依然として40%を下回っており、国内クルーズを除き大部分が復活していない中国市場の動向が大きく影響しているようだ。
一方、コロナ禍前に500隻近く運航していたクルーズ船は「パンデミック以降、40隻がスクラップ売船されたが、超大型の新造船就航などを受けてキャパシティは再び増加傾向に転じ、2025年初めまでに約73万バースに達し、コロナ前に比べて20%増える」などと予測している。

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