ホーム > クルーズニュース > 2023/5/24 CSSCカーニバル 今年第4四半期から天津発着を運航へ
世界最大のクルーズ企業、米カーニバルコーポレーション&PLCと中国国営の中国船舶集団(CSSC)が連携して立ち上げた運航船社CSSCカーニバルクルーズは5月23日、天津の観光および港湾当局と協定を締結し、今年第4四半期から天津発着の国際クルーズを開始すると発表した。投入船は伊コスタクルーズの配下船だった「コスタメディテラニア」(86,000総トン、乗客定員2114人、2003年建造)で、船名を「地中海」に改めてアドラブランドで運航するという。
CSSCカーニバルによると、同船は国際クルーズ再開前に改装工事のためドック入りする予定で、船内の娯楽施設新設や中国らしい塗装を外観に施すという。インターネットで船舶の位置情報を提供しているホームページを確認したところ、5月24日正午現在、同船はキプロスのリマソル沖合いに停泊している。改装を終えた同船のスケジュールは未公表だが、「早ければ7月にも上海から国際クルーズをスタートする」と報じる中国メディアもあるようだ。