ホーム > クルーズニュース > 2023/5/31 CCYIA 国際クルーズ再開に向け 「ブルードリーム」の試験航海公表
中国クルーズ・ヨット産業協会(CCYIA)が5月30日に公表した情報によると、上海に本拠を置くブルードリームクルーズ(藍夢郵輪)の配下船「ブルードリームスター(藍夢之星)」(25,000総トン、乗客定員836人)が「5月26日から上海発着の4泊5日の試験航海を実施し、28日に日本の博多港に寄港した」とホームページに告知した。CCYIAでは、「いよいよ国際クルーズ船社が再始動に向けて本格的に動き始めた」としている。
中国当局は3月29日、「国際クルーズ船の秩序ある再開に向けたパイロットプログラム」を公表し、上海港や上海市、文化観光局、宝山地区政府などが協力体制をとる中、国際クルーズの試験運航に向けた準備が進められていた。
CCYIAによると、「ブルードリームスター」は同プログラムに準拠した最初のクルーズ船といい、クルーズチケットの売り上げを着実に積み上げているようだ。また、同船は東洋の伝統的文化と食、美などをテーマにしたサービス展開を特長とし、民族舞踊ショーなどユニークなエンターテインメント・プログラムを共同制作しているという。