ホーム > クルーズニュース > 2023/6/20 郵船クルーズ 伊豆大島沖で官民連携海賊対処訓練
郵船クルーズと日本郵船は6月18日、海上保安庁・国土交通省と合同で、伊豆大島西方を航海中の「飛鳥U」を対象に「官民連携海賊対処訓練を実施した」と発表した。訓練では「海賊に襲撃された」との想定で情報伝達を行い、海上保安庁の巡視船「あきつしま」が現場に急行するなど、緊迫感あふれる訓練となったという。
今回の訓練では、航行中の本船が海賊と思われる不審な船舶に追跡、接近を受けている旨を海上保安庁に通報し、同庁が訓練参加機関などに対して関連情報を伝達、共有。その後、本船が回避操船などの海賊侵入防止措置を講じたことで不審船は退散したが、本船から海上保安庁への要請により、付近海域を航行中の巡視船「あきつしま」と同船搭載機が本船の安全確認を実施した。
郵船クルーズでは、「今後も関係機関と連携し、こうした活動を通じて運航船舶の安全を確保し、安定したサービスの提供に努める」とコメントしている。