ホーム > クルーズニュース > 2023/6/20 伊フィンカンティエリ フォーシーズンの新造2隻目建造へ
クルーズ船建造では世界最大手の伊フィンカンティエリは現地時間の6月19日、フォーシーズンズ・ヨットの共同所有者兼運営者であるマーク・ヘンリー・クルーズ・ホールディングス(MHCH)と2隻目のクルーズ船建造契約を締結したと発表した。船価は4億ユーロ超、竣工・引き渡しは2026年を予定する。フィンカンティエリは2022年、フォーシーズンズ向け新造船1隻を受注しており、同船は2025年第4四半期に引き渡し予定。
フォーシーズンズが運航する1隻目のクルーズ船は全長207メートル、幅27メートル、船内は14のデッキで構成されるというが、総トン数やキャビン数などの詳細は明らかにしていない。ただ、キャビンは全てスイートルーム仕様で、一般的なクルーズ船に比べて50%程広くなるという。また、船内のレストランやラウンジ、バーのコンセプトは、フォーシーズンズが培ってきた定評あるサービスとともに、新鮮な食材を使ったオリジナルのメニューを提供するとし、「詳細は2025年後半の竣工時までに順次公表する」(MHCH)としている。