2024/10/2
中国の国慶節休暇 空路も海路も賑わい続く

中国の中央人民政府が国営新華社の配信記事を引用して10月１日付けで明らかにした資料によると、国慶節休暇（10月１日から７日）に伴い、上海浦東国際空港と虹橋国際空港の発着旅客数は大幅に増加し、「９月下旬（21日から30日）以来、２つの主要空港港の1日平均出入国者数は10万人近くに達している」という。上海浦東国際空港の第２ターミナルには鮮やかな国旗が高く掲げられ、「いたるところでお祭りのような雰囲気が漂っていた」などとしている。
当局によると、入出国検査場では入国警察が乗客に対して整然と検査手続きを行うよう誘導し、税関手続きもスムーズに行われていたという。また、全体として乗客の流れは比較的安定しており、「若年および中年の観光客数が大幅に増加している。主にグループまたは家族、友人、同僚らとの個人旅行で、人気旅行先は日本、韓国、東南アジアなど」と説明する。
一方、上海の呉松口国際クルーズ港も「家族や友人と過ごす休暇としてクルーズを選択する観光客が多いためにぎわっている」といい、「以前から国内で建造された大型クルーズ船に乗ってみたいと思っていた。今回は事前にチケットを予約し、国慶節休暇を利用して家族でクルーズに出かける」と話す乗客が少なくないという。上海の入管当局の試算によると、国慶節休暇中の上海港の発着旅客数は68万6000人に達すると予想している。

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