ホーム > クルーズニュース > 2024/10/2 セレブリティ 26年も北東アジアは「ミレニアム」
春から秋の日本近海周遊クルーズで知られる米セレブリティクルーズは現地時間の10月1日、2026年春から2027年春にかけて運航予定のクルーズスケジュールについて、配船海域ごとの概要を発表した。同社は当該期間中、600を超えるクルーズの運航を計画し、寄港地総数は280超、寄港国は70以上、7大陸すべてを訪れる。日本を含む北東アジアには引き続き「ミレニアム」が継続就航し、日本発着の周遊型に加えて東京と韓国・仁川を結ぶ片道型のコースも盛り込む。
プレスリリースによると、2026年春から翌27年春は欧州海域に最新鋭の次世代フリート「エッジクラス」3隻を含めた8隻を投入するほか、カリブ海周遊には6泊から12泊のクルーズに計9隻を集中配船する。一方、夏場のアラスカには「エッジクラス」を含めた3隻が就航する。日本を含めたアジア・南太平洋オセアニアは、「ミレニアム」のほか「セレブリティソルスティス」など2隻を投入する。
一方、セレブリティの新たな試みとして、110泊のロングクルーズを26年9月から12月にかけて運航する。投入船は「ソルスティス」で、カナダから香港を目指す片道型となる。コース取りは夏のアラスカを手始めに、ハワイ、仏領ポリネシア、フィジー、オセアニア、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナムなどで、15カ国・55カ所に寄港する。